通信制大学で学んでみたいけれど、実情が分からないために入学をためらってしまう人は少なくありません。そこでここでは、通信制大学で学ぶメリットと注意点について紹介します。参考にして、通信制大学への入学を検討してみましょう。

仕事や育児の合間に学習できる!

通信制大学で学ぶメリットはいろいろありますが、社会人や子育て中などの人にとっての大きな利点の一つは時間の自由が利くことです。通信制大学では、固定された授業はほとんどなく、テキストや映像が提供される…

大学卒業資格を取得できる

通信制大学であっても、一般的な通学スタイルをとる学校と同様、大学卒業資格を取得できます。通信制大学は1947年に学校教育法により制度化され、1950年には正規の大学教育課程として文部科学省により認…

学費を抑えられる

通学制大学は入学試験があり、合格しないと入学できません。しかし、通信制大学は書類選考のみで試験を受けずに入学できる場合がほとんどです。そのため、同じ大学であっても、学べる内容が異なるのではないかと…

通信制大学で資格がとれます

通信制大学では、家にいながら様々な資格がとれます。ネットでの授業や定期試験も学校によってはネットや郵送で提出できます。

レポートや試験の期限を守らなければならない

通信制大学では、科目ごとにレポート課題の提出が義務付けられることがあり、期限までに提出をしなければ定期試験を受けられなかったり、単位取得ができなかったりすることもあります。そのため、スムーズに卒業…

孤独を感じやすい

通信制大学は、昼間に仕事をしている人や主婦でも気軽に学べるものの、基本的に一人で自宅学習をする時間が長くなるため、孤独に悩む人も珍しくありません。そうした中、なるべく孤独を感じず順調に単位を取得す…

質問の回答に時間がかかる

多くの場合は直接聞くことができない

通信制大学の多くにはスクーリングというシステムがあります。実際に学校を訪れて授業を受けることになるので、その場でなら直接質問を行えるでしょう。もちろん、余程難しいものでなければ、すぐに答えてもらえます。しかし、それ以外は自宅で勉強をすることになるため、直接質問をするのは無理です。その場合は、郵便を使ってわざわざ質問を送る必要があります。郵便なので学校に届くまでも時間がかかりますし、届いたからといってすぐに返答をもらえるわけではありません。つまり、通信制大学に通っている多くの時間は、質問があったとしてもすぐに解答をもらえないと思った方がよいです。オンラインで質問できるところもありますが、必ずしも対応しているわけではないので気をつけましょう。

通信制大学に質問してから通うところを選ぼう

これから通信制大学を選ぼうとして、質問のシステムが気になるときは、そのこと自体を学校に質問してみましょう。通信制大学では入学案内の質問は、ほぼ間違いなく電話やオンラインでも受け付けてくれています。そこで授業に疑問があって質問をしたときのことを聞いてみれば、スタッフの方が分かりやすく教えてくれるでしょう。質問から回答までの長さをきちんと尋ねれば、きっと具体的な数値も教えてくれます。ただし、授業を担当する方によっては、長かったり短かったり回答までの時間にばらつきがあるのは仕方のないことです。従って、具体的な数値を教えてもらえたとしても、それはおおよその時間であって確実な答えではないのを肝に銘じておきましょう。